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シニアのパソコン助け合い運動 NPOコムワーク

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事務局長のメッセージ

私とコンピューター

コムワーク事務局長 石川聖

私がコンピュータと最初に出会ったのは、今から35年位前の昭和45年頃でした。当時、私はカラーテレビに使われる真空管の製造工場の技術者で、その電気的特性を改善するために、技術計算をしなければいけなくなり、大型コンピュータの助けを借りることになったわけです。

その頃のコンピュータといえば、普通の会議室が一杯になってしまうほどの、とてつもなく大きなものでして、使用する時にはコーディングシートに、データの保管場所、実際の作業内容(掛け算なのか、割り算なのかなど)、計算結果の保存場所、表示の方法、印刷の場所と書式、などを全部「FORTRUN」という言語で書いて、パンチングオペレータに渡して、紙のカードにそれらの命令を1行ごとに書き込んでもらい(といっても紙の決まった場所に穴を開ける作業)、そのカードを読み込んでからコンピュータが計算をするというようなわけで、大変でした。この時期に必要に迫られて、コンピュータの構成や動作原理を勉強したおかげで、その知識が今いろいろな場面で役立っています。

それから、コンピュータの用途は広がるばかりで、メーカーによる開発も進み、オフィスコンピュータ(オフコン)になり、マイクロコンピュータ(マイコン)になり、現在のパーソナルコンピュータ(パソコン)と形もどんどん小さくなり、性能も向上してきました。今のパソコンは、電源スイッチを入れればすぐに使えるようになり、いろいろな仕事をこなしてくれるアプリケーションソフトも世の中にはあふれており、非常に限られた人しか使えなくてそれも不便だった昔のことを思うと夢のようです。

私がコムワークにお世話になるようになってから、そろそろ丸4年になりますが、パソコンの操作は最初からうまく出来ていたわけではありませんでした。特にExcelは使い方が分かる程度で、教えられますといってやっていたのですが、ある時おしえ手の方から「表の中で部分的に縦書きにするにはどうしたらいいのですか?」と質問されて、全く答えられないことがありました。まだまだ未熟なのだと思い知らされまして、これではいけないと強く思い、それから独学で猛勉強をしました。Excelに関する参考書は、関数やグラフ作成などの解説書も含めて10冊も買いました。その結果として、コムワークの中だけではなく、今やどこへ行ってもExcelのことについては、いろいろな裏技を含めてたいていのことには答えられるようになりました。

これまで自分でいろいろ体験してきて、パソコンを使うことによって、インターネットでの情報源の広がり、メールでの友人・知人との輪の広がり、デジカメでの画像収集の便利さ、各種データの加工と保存の自由さ、などの利便さを簡単に享受出来ることを知りました。世の中には、このようなことを知らないで生活している人がまだまだたくさんいると思います。そういう人たちに少しでもパソコンとの関わりが増えるようにしてあげられるといいなと思いながら、さらに元気で頑張りたいと思っているこの頃です。


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